姿勢遷移可能な作業移動ロボットの開発
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●本研究の概要
近年、作業移動ロボットやヒューマノイドの研究が活発だが、その多くが、移動用の脚と作業
用の腕とを専用に別個に備えた機構を持つため、多くの自由度数を必要とし、機構と制御の
両面で複雑にならざるを得なかった。
これに対し本ロボットは、様々な姿勢を取り得ることにより、移動機能と作業機能とに共用可
能な機構を提案する。
歩行時には4脚姿勢をとり、作業時には2脚姿勢をとりつつ人間の膝や肘に相当する部位を
着地させ、残りの2脚を腕として活用する。このため、より少ない自由度で高い機能の実現が
可能である。
(東京工業大学小俣透研究室と共同研究)
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